英語の勉強の仕方 | 現役外資勤務がおすすめする正統派の勉強法

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英語を身につけてキャリアアップしたい――。

英語があまりできないまま外資系企業に入ってしまったけどやっていけるか不安――。

今後英語が求められるようなポジションへの異動や、外資系企業へ転職して活躍するにはある程度の英語力が必要です。

そのような環境で通用する英語力を身につけるには、まず基礎力が必要です。その後、実践・アウトプットあるのみです。

この記事では、大手外資系メーカーで日々英語を使って仕事を行っている筆者が、英語の勉強法 – 基礎力のつけ方と実践/アウトプットの方法についてご紹介します。

多くは筆者の経験に基づくもので、筆者はこの方法で英語力を伸ばし、日本生まれ日本育ちながら外資系企業の日本法人の本社にて日々海外とやり取りを行いながら働いています。

英語力は一朝一夕で急激に伸びるものではありませんが、この記事を参考に進めていけば英語が必要なポジションで通用する英語力は身につきます。

ぜひこの記事を読み終えたその日から早速取り組んでみましょう!

筆者:RIO
・大手外資系メーカー マーケティング マネジャー
・入社前はTOEIC 935点だったが会社では全く英語が通用せず
・日常生活の中に英語を取り入れることに強いこだわりを持ち英語力をアップ
・日本生まれ日本育ちながら英語力を向上させ、現在日々英語を使って仕事を行う
・2児の親

目次

日常英会話ではなくビジネス英語にフォーカスせよ | ビジネス英語の方が易しい3つの理由

Business English Focus

皆さんは日常英会話とビジネス英会話はどちらが難しいと思いますか?

英語初心者の方は、ビジネスの方が難しいと考える人が多いと思いますが、実は日常英会話の方が難しいです。

まずはその理由を3つに分けてご説明します。ぜひビジネス英語の方からマスターするのを目指しましょう。

ビジネス英語の方が易しい理由 1
ビジネス英語には目的があり、その目的に応じてある程度決まった表現がある

ビジネスのコミュニケーションは、基本的に目的を分かりやすく伝えることを目指します。

ここで言う目的とは例えば以下のようなものです。

  • 報連相
  • 共有
  • 依頼

それぞれの目的別に、ある程度定型化された言い回しがあり、それらを使いこなせるようになると様々なビジネスシーンに対応できるようになります。

例えば報告であれば「Let me give you an update about ~」といった形でupdateなんかは良く使います。

依頼であれば「Could you ~?」や「Would it be possible to ~?」などです。

「~」の部分も、例えば報告であれば、「update about sales estimation for the next year」や「update about progress for the new product development」など、何度も使うようなものが入ってきます。

一方で、日常英会話については、もちろん定型句はありますが、ビジネス英会話に比べて表現の幅がかなり広いです。

文章はシンプルではなく、まわりくどかったり、ロジカルでなかったり、感情的であったり、描写的であったり、様々です。

例えば、

「来月の売上見込みの集計をしているから、担当領域の来月の売上予測を教えて」

と言われるのと、

「子どもが生まれたから電動自転車買おうと思ってるのだけど、あれってどうやって乗るの?」

と言われるのは、どちらが英語で説明しやすいでしょうか?

筆者は圧倒的に前者の方です。前者の方は決まった言い回しがありますし、仕事をしていれば何度も遭遇します。

電動自転車の乗り方の説明は1年に1度もないでしょう。普段使わないような表現を使わなければならず、難易度は高いです。

これはほんの一例ですが、ビジネス英語は同じような言い回しを何度も使って仕事をするのに対して、日常英語では「これはもう二度と話さないだろうな」というようなことを話すことがありますね。

ビジネス英語には目的があり、その目的に応じてある程度決まった表現があるため、日常英語に比べて易しいと言えます。

ビジネス英語の方が易しい理由 2
ビジネス英語は使うシーンが決まっている

ビジネス英語はその名の通り、ビジネスのシーンで使います。

メールやプレゼンテーション、会議でのディスカッションなど、ある程度決まったシーンでの使用ですね。

各シーンでは、まず冒頭や最後に言う(書く)フレーズが決まっています。

例えばメールだと、「Thank you for sharing」とか「I am writing this to you because…」など、伝えたいことの内容に応じて最初に書く文言がある程度しぼられます。

会議だと例えば「Thank you for joining the call. The purpose of this meeting is…」などで始めることが多いですね。

一方で日常英会話はシーンが多岐に渡りますし、完全に出たとこ勝負です。脈絡もないことを振られたり、リアクションしたりしなくてはならず、かなりのボキャブラリーを要します。

いかに日常的に英語を喋っているかがキーとなり、ある程度型を覚えれば対応できるビジネス英語とは異なります。

また、仕事で英語を使っているだけでは中々日常英会話は上達しません。仕事以外で日常的に英語を喋る機会を設けないと伸びていかないでしょう。

ビジネス英語は、ある程度の決まったシーンを狙って、決まった型(単語や言い回し)を使えるようにしていくことにコミットすれば伸びていきます。

ビジネス英語の方が易しい理由 3
ビジネス英語にはスラングや方言のようなものが無い

ビジネス英語は、様々な国の英語ネイティブではない人とも円滑にコミュニケーションを行い、最大限のパフォーマンスを発揮するためのコミュニケーションツールという側面があります。

したがって、誰にでも分かる表現が使われます。

裏を返すと、特定の地域やコミュニティのみで使われるようなスラングや方言のようなものがありません。文書では短縮形なんかも使われないことが多いです。

これは非ネイティブにとって非常にありがたい話です。

逆に日常会話では、ネイティブにしか分からないような表現が出てくることがあります。

非ネイティブがネイティブ同士の会話に入っていけないことがありますよね。スピードもそうですが、ネイティブ特有の表現になじみがないというのが多分にあります。

ビジネス英語を使えるようになれば、ひとまずどこで暮らしても仕事はできるようになりますね。

初心者はまずはビジネス英語の基礎力をつけてから実践/アウトプットへ

英語力を上げていくために実践/アウトプットは非常に重要です。しかし、基礎力をおろそかにすると伸びていきません

地道ですが、まずは基礎力を付けましょう。そして、実践/アウトプットに入っていきましょう。

ここではビジネス英語の基礎力を付ける方法をご紹介します。

多くは筆者が実際に試して、外資系企業で英語を使って仕事を行えるようになったものです。

地道なものも多いですが、ぜひトライしてみてください!

英語初心者が身につけるべき基礎力とは――。
TOEICで900点以上はほしい。

まず基礎力とはどのくらいの英語力を指すのでしょうか?

完全に筆者の主観ですが、TOEIC 900点以上はほしいです。

筆者は外資系企業に入社した際のTOEICは935点でした。ですが、プレゼンテーションや会議の場では全く通用しませんでした。

ただ、TOEIC 900点以上あったため、ある程度の単語や文法の理解、リスニング力といった基礎力はありました。

そこから実践的に仕事で英語を使っていくことによって飛躍的に伸びたという実感があります。

もし基礎力が無ければ、現在も英語に苦しんでいたでしょう。

「基礎力がある」というのは細かく分類すると、以下のような状態だと考えています。

  1. 英語の発音を理解している
  2. 単語やフレーズといったボキャブラリーが身についている
  3. 英語の文法を正しく理解している
  4. 英語の長文が読める
  5. 英語の文章を聴き取ることができる
  6. 英語の文章をある程度書ける
  7. 英語を少し喋ることができる

英語初心者が身につけるべき基礎力 1
英語の発音を理解する

ここで言う「英語の発音を理解する」というのは、リスニングで文章全体の意味を理解するということではなく、例えば「a」や「o」の発音のバリエーションを理解するということです。

それぞれのアルファベットにはどういった発音の種類があるでしょうか。

それらをきちんと理解しておくだけで、単語の学習に入る際に「この単語ではこのパターンだな」という分類ができ、理解がスムーズになります。

まず単語帳を買いたくなりますが、ぐっと我慢して発音の学習を行うことが重要です。

例えば「apple」の「a」は発音は「エア」に近いです。「package」の最初の「a」も「apple」のと同じ「エア」ですし、2番目の「a」は「エイ」ですね。

他にもあり、「a」の発音の種類は全部で5つです。

このように一つのアルファベットにはいくつかの発音パターンがあります。それをまず最初に理解しておくことが、今後の学習を加速させます。

発音のパターンは発音記号というもので分類されます。まずは発音記号を覚えましょう。

また、発音にはアクセントも非常に重要です。

アクセントの場所がずれていたり、日本語のように平坦に発音すると伝わらないことがあります。アクセントの場所も意識して学習しましょう。

発音についての学習は以下のような方法がおすすめです。

発音記号の本を活用する

まずは発音記号について書籍を使って覚えるのが良いでしょう。

発音記号は40個程度しかありません。なのでそれ自体を覚えるのはさほど難しくありません。

代表的な単語と絡めて覚えると理解が早いでしょう。

音読トレーニングを行う

発音記号を覚えたら、実際に自分で発音して音の違いを自分でも表現できるようにしましょう。

各発音記号の代表的な単語を用いながら発音の練習ができる書籍がおすすめです。

発音矯正サービスを利用する

自分がうまく発音できているか、自分で録音するのも手ですし、実際に誰かに聞いてアドバイスをもらうのも良いです。

英語ネイティブの友人がいれば、自分の発音がどうか率直に聞いてみたら良いと思います。

そうでない場合は発音矯正サービスなるものも世の中にあるので、活用してみても良いでしょう。

英語「発音」専門スクール ハミングバード (PR)

英語初心者が身につけるべき基礎力 2
英語のボキャブラリーを身につける(単語/フレーズ)

発音について理解できたら、単語やフレーズなど英語のボキャブラリーを身につけていきましょう。

仕事で使うことを想定して単語やフレーズを覚えていっても良いですし、例えばTOEICなどの試験での高得点を目指しても良いモチベーションとなるでしょう。

筆者は、ボキャブラリーはTOEICを受けつつ伸ばしていきました

TOEICはビジネス英語の単語やフレーズなどの網羅性は比較的高いです。ボキャブラリーを身につけるための試験としては良いと思います。

地道ですが、書籍を使ってスペルや発音を確認しながら単語やフレーズの学習していきましょう。

TOEICの対策本では「700点取るための最短の対策」みたいな本がありますが、そういったものは内容が薄い場合が多いので、しっかり網羅性のある本を選択しましょう

網羅性という観点ではイ・イクフン氏のシリーズがおすすめです。筆者もこれをやり込んでボキャブラリーを身につけました。

日本以上に英語教育やTOEICの熱も高い韓国でも良く売れているシリーズです。シリーズ累計170万部と、非常に人気です。

このシリーズを使い倒すだけでTOEIC 900点はいきます

英語初心者が身につけるべき基礎力 3
英語の文法を正しく理解する

英語の文法は、自分の英語力を高いレベルにもっていくために避けては通れないものです。

文法をたいして理解していなくとも、なんとなくその場の雰囲気で適当に喋って切り抜けることはできます。

筆者の経験ですが、英語初級者のケースで、

持ち前の明るい性格で文法がめちゃくちゃでもバンバン英語を喋っている人

と、

控えめな性格であまり積極的には喋れないが学習はコツコツやっている人

をみかけます。

前者の人は、初級者から見ると一見喋れているようにも見えます。が、正しい文法を学習していかないと英語力の天井が早く訪れます。

社内の同僚も笑顔で聞いてはいますが、心の中では「この人は重要なポジションにはつけられないな」と思っていることも多いでしょう。

一方、コツコツと文法の理解を深め、正しい英語を身につける努力をしてきた人は英語力の天井が高いです。

時間をかけて高い英語力を身につけるところまで到達できます。

文法の理解は後々の英語力に非常に効いてくるため、しっかりと学習しておきましょう。特にビジネス英語では時制が重要です。

学習は書籍や、英文添削サービスを活用すると良いでしょう。

TOEICの対策本でも文法の学習は行えます。単語やフレーズの学習同様、イ・イクフン氏の本で網羅的に学習できます。

また、英文添削サービスを使うことによって、自分で書いた英語が正しいのか、どこが間違っているのかを確認することができます。

一般的なサービスでは添削の依頼をするのが面倒だったりするのですが、英語添削アイディー (PR) はおすすめです。

予約不要でアプリやブラウザからいつでも好きな講師に英文添削を依頼することができます。

文法の学習においてもある程度のアウトプットがあった方が楽しめます。安価に始めることができるのでぜひ利用してみましょう。

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英語添削アイディー

英語初心者が身につけるべき基礎力 4
英語の文章を読めるようになる

発音、単語、文法をある程度覚えたら、並行してリーディングの学習を取り入れましょう。

精読や速読といった手法がありますが、初心者は精読が良いです。

単語や言い回し、文法的な構造など、完全に理解できるまで調べましょう。

読む量が増えていくに従って、だんだんと速く読めるようになってきますので、ここは焦らずに学習します。

TOEIC対策本では、例えば問題文を先に読んでから本文中で該当する箇所だけ探すようアドバイスしているものがありますが、結局900点以上取れるようになるには英語を読む基礎的な力も必要になってきます。

焦らず地道に読む練習をしていきましょう。

ビジネス英語のリーディングはTOEICの学習本で良いです。これまで同様にイ・イクフン氏の本をおすすめします。

疲れてきたらたまには洋書を読んでみたり、ニュース記事を英語で読んでみたりと、うまく休憩(?)もとっていきましょう。

洋書はビジネス書の方が小説より簡単です。英語圏のベストセラーから興味のあるものを選ぶと良いと思います。

個人的に最近読んだものの中では、世界中で大ヒットしたFACTFULNESSがおすすめです。

英語初心者が身につけるべき基礎力 5
英語を聴きとれるようになる

ある程度のリーディングができるようになり、文章を理解できるようになったらリスニングを強化しましょう。

リスニング力を上げるには沢山の英語を聴く以外に近道はありません。

また、「聴き流すだけでリスニング力がアップする」といった謳い文句の教材がありますが、はっきり言って効果は薄いです。

その英語が何を言っているのか集中して聴き、聴き取れなければスクリプトを見てもう一度聴いて理解するという学習が必要です。

なんとなく聴いているだけでは効果が薄まります。通勤中であれ料理中であれ、リスニング中はできるだけ聴いている英語に集中しましょう

英語リスニングは、無料のものでも充分学習できます。

例えばポッドキャスト。英語学習向けの番組から英語ネイティブが好んで聴くようなものまで幅広くあり、そのほとんどが無料です。

スクリプトが公開されているものもあるのでぜひ有効に活用しましょう。

ビジネス英語に絞って、まずは短い文章から聴いて慣れていくためには、TOEICの教材も良いでしょう。

これまで紹介しているとおり、イ・イクフン氏のシリーズがおすすめです。

この一冊を使い倒せばビジネス英語を聴き取る力がある程度はつくでしょう。

英語初心者が身につけるべき基礎力 6
ある程度書けるようになる

リーディング、リスニング力がある程度ついてきたら、ライティングの学習を行いましょう。

ビジネス英語のライティングは、主にメールやプレゼン資料、会議の議事録などで使うことが多いです。

多くの方はメールが最も多いでしょう。まずはメールの文章を書く練習をしてみると良いです。

既に外資系で働いている人は、学習した表現を次の日にでも実践できるかもしれません。

メールで使う表現に絞った書籍なども世の中にはあるので、そういったもので学習してみましょう。

ライティングのようなアウトプットの学習で難しいのは、自分の書いた英語のどこがおかしいのかを添削する方法がないことです。

参考書などで模範解答を見ても、自分の書いた英語も別に悪くないような気がして、モヤっとします。

添削してくれる友人がいれば良いですが、そうでない場合は英語添削アイディー (PR)のような添削サービスを利用することも検討しましょう。

アイディーは安価に始めることができ、アプリやブラウザからいつでも添削依頼が行えるので便利です。

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英語添削アイディー

英語初心者が身につけるべき基礎力 7
少し喋れるようになる

リーディング、リスニングがある程度できるようになったら、スピーキングの練習も始めましょう。

スピーキングは、最初の段階では喋りたい日本語が頭に浮かび、それを英語に訳して話すという人がほとんどでしょう。

力がついてくると日本語→英語の順ではなく自然と英語が出てくるようになりますが、まずは日本語→英語のスピードと精度を上げていくことに集中します。

筆者は最初に瞬間英作文シリーズを使い倒しました。

これはまさに日本語文を見てパッと英語を話すトレーニングに特化した参考書です。

日本語文を見てすぐにそれを英語で話してみる、というのを何度も繰り返し練習するのに最適ですよ。

また、最近の音声認識技術の向上にともない、スマートフォンに喋りかけるタイプの英語学習アプリも便利になってきました。

筆者はトーキングマラソン (PR)というアプリを使っていました。

トーキングマラソンは、あるシーンの中で行われる会話を、日本語を見て6秒以内の答えるというもので、瞬間英作文に似ています。

かなり高精度に発音を聞き取ってもらうことができ、しっかりと採点してもらえますのでおすすめです。

トーキングマラソン (PR)

スピーキングの練習に効果的なアプリは以下の記事を参考にしてください。

もう少し即興で色々喋ったり、喋ったことに対してフィードバックをもらえる英会話スクールの活用も検討してみましょう。

オンラインであれば安価に気軽に受けられるので、一度はどれか試してみるのをおすすめします。

筆者はレアジョブ英会話 (PR)でやりました。

レアジョブノンネイティブの講師が多いのが逆に良いです。

なぜならノンネイティブの人達は、筆者と同じように語学学習を行った経験があり、その難しさを理解しているからです。

経験し、理解しているからこそのアドバイスがあります。

ネイティブの発音も大事ですが、それは上記で紹介したようなリスニング教材で触れられれば良いでしょう。

レアジョブは安価に始められる点も良かったです。

無料体験レッスンも行っていますので、まずは試してみましょう。

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レアジョブ英会話

なお、オンライン英会話スクールが普及してきた今、対面式の英会話スクールは不要でしょうか。

筆者は対面式の英会話スクールにも行っていました。

結論としては、ある程度通ってみても良いのでは?という意見です。

確かにオンラインの英会話スクールでスピーキングの練習は事足りるのですが、実際に外国人を前に対面で話す緊張感はオンラインでは味わえません。

特に英語初心者の方は、そもそも外国人の前に立つと緊張したりあがってしまうという人も多いはずです。

筆者もそうでしたが、対面式の英会話スクールに通ったことによって慣れることができました。

スピーキング力アップというより度胸をつける目的で通うイメージですね。

筆者はgabaマンツーマン英会話 (PR)に10回ほど通いました。毎回違う講師とマンツーマンで話すことができ、ある程度の度胸がつきましたよ。

gabaマンツーマン英会話 (PR)

英語初心者が身につけるべき基礎力を全部一気に身につけるなら――
コーチングもあり

最近は英語コーチングなるサービスが盛んになってきていますが、皆さんはご存知でしょうか。

筋トレのライザップをイメージすると分かりやすいですが、英語を短期間で集中的にトレーニングするサービスが多いです。

期間中の学習は徹底的に管理され、学習へのコミットが求められます

仕事や子育てが忙しい場合、サービスを受けると結構ハードな生活になると思いますが、それでも短期間に英語力をアップさせたい人にはおすすめできます。

短期間でTOEIC 700~800点、人によっては900点くらいの基礎力は身につくでしょう。

ちなみにあのライザップもRIZAP ENGLISH (PR)と称して英語コーチングのサービスを提供しています。

とにかく短期的に確実に英語力を上げ、仕事である程度使える英語力をつけたいと思う方は検討してみましょう。

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RIZAP ENGLISH

TOEIC 900点くらいの基礎力がついたらとにかく実践。5つのアウトプットで発信力を強化!

基礎力がついたら、アウトプットをガンガンやっていきましょう。

それによりビジネスの現場で喋れる力をつけていきます。

スピーキングを中心にアウトプットを行える機会を積極的に日常に取り入れることが重要です。

以下では、筆者が実際に試した5つのアウトプット方法をご紹介します。

アウトプット 1
オンライン英会話スクール

オンライン英会話は、いまやスピーキングを鍛える手段として、最も手軽でリーズナブルな選択肢です。

筆者が思うオンライン英会話スクール選定のポイントは以下の3つです。

手軽さ (レッスン予約や変更のしやすさ。講師の人数の多さ)

費用 (継続できる値段設定)

講師が英語ネイティブか (ノンネイティブで良い)

手軽さや費用を重視するのは皆さんもそうだと思いますが、ノンネイティブで良いというのは少し意外ではないでしょうか。

ノンネイティブで良い最大の理由は、彼ら彼女らも少なからず英語学習者だったというところにあります。

英語学習者だからこそ分かる難しいポイントや、苦労があります

そういった経験を持っている人の方教えるのがうまかったりしますよね。

天才より努力家の方が教えるのはうまかったりするのと似ていると思います。

ネイティブの発音を聴けないのは問題なのではと思う人もいるかと思いますが、初心者にとって重要なのは完璧な発音よりも、ある程度喋れるようになるための英語脳や舌の動き、度胸を身につけることです。

その手段としてオンライン英会話を使いましょう。

綺麗なネイティブの発音は教材やポッドキャストやドラマなど、どこでも聴けます。

手軽さ、費用、ノンネイティブの観点で筆者はレアジョブ英会話 (PR) を使っていました。

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レアジョブ英会話

アウトプット 2
対面式の英会話スクール

オンライン英会話スクールがメジャーになったいま、対面式の英会話スクールに通う意味はあるでしょうか。

筆者は、英語初心者は通ってみたほうが良いのではという意見です。

対面式の英会話スクールに通ってみた方が良い理由は、英語力の向上よりも、実際に外国人と喋ることに慣れることにあります。

あまり外国人と話したことがない英語初心者にとって、映画やドラマの中でみたような、自分と目や髪の色が違う人と対面で話すのは思った以上に緊張するものです。

その雰囲気に慣れ、外国人と話す際にも緊張せずに伝えたいことを伝える練習をするために、対面式の英会話スクールは有効です。

できれば色んな講師とのレッスンを行い、色んな人と喋ってみましょう

外国人と喋ることに慣れてきたら退会して、オンライン英会話などにフォーカスするので良いでしょう。

筆者は初心者時代、gabaマンツーマン英会話 (PR)に10回ほど通いました。

完全マンツーマンで毎回違う講師を選ぶことができます。様々な講師と話すことによって対面で話すことにもある程度慣れることができました。

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アウトプット 3
音声認識技術を使った英会話アプリを使う

最近ではスマートフォンに向かって話すだけで英会話を行えるアプリが増えてきました。

音声認識の技術が向上し、かなり高い精度で自分の英語を聞き取ってくれます。

人と話すのが少し恥ずかしいという人は、このようなアプリをぜひ使いましょう

筆者もオンライン英会話や対面式の英会話の予約を入れるのが面倒に感じ、アプリを使っていた時期がありました。

思った以上に音声認識の技術が進んでいて、かなり役に立ちましたよ。

筆者が使っていたのはトーキングマラソン (PR)というアプリです。

トーキングマラソンは、例文の発音を繰り返す形式ではなく、あるシーンの会話の流れの中で表示された日本語について、6秒以内に英語で話すというトレーニング法が採用されています。

自分の発音はかなり正確に聞き取ってもらえ、文章が正しいものになっているのか評価してもらえます。

瞬発力がかなり鍛えられるので、おすすめですよ。

トーキングマラソン (PR)

アウトプット 4
英語で日記を書く

英語で日記を書くというのも、日々の英語のアウトプットの手段として有効です。

紙に書くのも良いですが、手軽さもありスマートフォンアプリで充分でしょう。

日記向けのアプリは色々とありますので、ぜひ調べてみてください。文章が打てるものであればシンプルなもので良いでしょう。

ただし、書いている文章が合っているのかの確認はできた方が良いです。

書いている文章が合っているかの確認を簡単に行えるという点で、筆者はGrammerlyというアプリを使っていました。

Grammerlyは、書いた文章が文法的に合っているかを簡単にチェックできるアプリです。日記アプリと併用して使ってみてください。

アウトプット 5
会社のメンター制度を利用

外資系の会社であれば、海外のブランチの人にメンターをお願いできる制度がある場合があります。

少し実践的になりますが、そういった制度を活用するのも良いでしょう。

1 on 1で話すことになりますし、仕事の相談もしやすいため、ビジネス英語を喋る機会としてはうってつけです。

あまり馴染みがなかったり、目上の人にメンターをお願いするのは気が引ける人もいるかもしれませんが、そこは勇気を出して打診してみましょう。

きっと英語にも仕事にも良い影響があるはずです。

いかに日常生活に英語を取り入れられるかを意識

以上、いろいろとご説明してきましたが、インプットであれアウトプットであれ、忙しいビジネスパーソンや子育て中の方などは、いかに日常生活に英語を取り入れられるかがカギとなります。

時間は自分で創出するものです。

いまの自分の生活がとにかく忙しくていっぱいいっぱいだという人も、時間をつくることは必ずできます。

筆者は執筆現在2児の親で、仕事も忙しいですが、たいていは5時 – 6時の間か、22時以降の時間を仕事以外の自分の時間として活用しています。

基本的にはドラマや映画などの娯楽を楽しむことやSNSをぼーっと見ることはほとんどありません。

ぜひ皆さんもいまの自分の時間の使い方を見つめなおし、本記事でご紹介した方法で英語力をアップさせる時間をつくりましょう。

スキルも大事だが習慣やマインドセットも大事

本記事でご紹介した方法を続けていけば、英語力は上がっていくでしょう。

最後に筆者が大事にしているマインドセットについても触れておきます。

苦手意識は悪影響

特に日本人は英語への苦手意識が強いと言われています。

この苦手意識の裏には「パーフェクトに話せないと恥ずかしい」という見栄のようなものがありそうです。筆者にもありました。

また、中学・高校などで徹底的に文法の正誤問題を解かされ、文法的に正しくあるべきという潜在意識もあると思います。

非ネイティブの人と話した経験が多い人は分かるのですが、文法があっていなかったり、発音がきれいでなくともガンガン喋っている海外の人は大勢います。

根底として「伝えたい」という思いが強く、「恥ずかしい」という気持ちを感じることもないのでしょう。

筆者も始めは恥ずかしさや苦手意識がありましたが、ビジネスのシーンではこの恥ずかしさや苦手意識は足かせになります

会議で発言をしていなかったり、プレゼンテーションで自信なさそうにしている人に対して、人は好印象は持ちません。

ぜひ苦手意識は捨てて、伝えることにフォーカスしましょう。

間違いを恐れるより喋らないことを恐れよ

日本の英語教育では文法の正誤問題を多く解かされてきた影響で、文法的な間違いに敏感になっている人が多い印象を受けます。

正直「a」と「the」を間違えても、完了形と過去形の使い分けを間違えても、単語が疑問文の順番になっていなくとも、ほとんどのケースで意味は通じます。

それよりも喋る機会が目の前にあるのに、間違いを恐れて喋らないようでは英語は上達しません。

「英語の会議の場では必ず一言は発言するようにしよう」、「英語でのプレゼンテーションの機会があれば積極的に引き受けよう」、「海外からビジターが来たら積極的にアテンドしてみよう」。

こういったマインドを持って日々生活していくようにしましょう。

高いモチベーションを保つ努力よりも習慣化を

さいごに、英語学習を続ける上での重要な考え方です。

英語学習は非常に長い道のりであり、もっと言えばゴールはないと思います。

筆者もかれこれ10年くらい英語力の維持・向上を図っていますし、上達してくるともっとうまく喋れるようになりたいという気持ちが芽生えます。

一方で、長い間高いモチベーションをもって凝縮した学習をずっと続けていくのは困難です。

ぜひ英語を日々の習慣に入れ込みましょう

たとえば朝は早起きして少し学習する、通勤中や料理中はリスニングをする、デバイスは英語設定にする、Google検索は英語でやる、夜はオンライン英会話を入れる、などなど日々の習慣の中に英語は取り入れられます。

できるだけ英語を取り入れる習慣をつくりましょう。

最後に以下、本記事でご紹介したサービスをまとめます。改めてご参考にしてみてください。

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