初心者向き | スクリプト・日本語解説つき英語ポッドキャスト12選

スマートフォンとコーヒー

※本ページはプロモーションが含まれています。

英語リスニング力をこれから上げていくために、ポッドキャストを活用してみよう――。

英語初級者であれば、スクリプトや日本語解説付きのものが良いです。

リスニング力は、理解できないものを聴き続けても向上しません。きちんとスクリプトを確認することや、日本語解説を参考にすることによって英語を理解し、自身の英語力アップを図っていく必要があります。

この記事では大手外資系企業で日々英語を使って働く筆者がおすすめする、スクリプトや日本語解説付きの英語学習向けポッドキャストをご紹介します。

気になったものがあれば、この記事を読んだ直後から早速聴いてみましょう!

筆者:RIO
・日常生活の中に英語を取り入れることに強いこだわり
・日本生まれ日本育ちながら英語力を向上させ、現在日々英語を使って仕事を行う
・2児の親
・大手外資系メーカー マーケティング マネジャー

自分にあったポッドキャストを選ぶ際、どういった基準で選ぶのが良いでしょうか。

まずは筆者の考える、初級者向け英語ポッドキャスト選びにおいて重要な3つのポイントをご紹介します。

目次

ポッドキャスト選びの重要な3つのポイント

書類をチェックする男の人

① スクリプトが公開されている、または日本語解説が付いている

まず、スクリプトが公開されているかや、日本語解説が付いているかは、初級者向けの英語ポッドキャスト選びにおいて重要です。

何を言っているか分からないものを聴き続けても英語力は上達しないので、スクリプトを確認するか、日本語解説を聴いた上で、英語を理解してリスニングを行いましょう。

スクリプトが公開がされていないポッドキャストも多いので、本記事では後半にスクリプト付きの初級者向け英語ポッドキャストのご紹介もしています。ぜひ参考にしてください。

② 1エピソードあたりの時間が長すぎない

初級者にとって、英語を長く聴き続けるのはかなりの労力を伴います。全て英語のポッドキャストであれば、10分程度以内のものが良いでしょう。

日本語解説付きのものであれば、もっと長く聴き続けられると思いますので、自分の聴くシーンに合わせたものが良いでしょう。

例えば、通勤に聴く方で通勤時間が1時間であればだいたいのポッドキャストは対象になりますし、仕事の合間の5 ~ 10分の休憩時間であれば短いのを選択するなど、ご自身の状況に合わせて選択してみましょう。

③ 自分が面白いと思うもの、興味のあるものを選ぶ

自分が面白いと思ったり、興味を持つものでなければ、途中から義務感が出てきてしまい、中々長続きしないといったことがよくあります。

自分が面白いと思うトピックや、「このパーソナリティの喋り方や雰囲気はなんか好きだな」といった感覚を大事にして番組を選びましょう。

落ち着いた雰囲気で進行するもの、ハイテンションでガンガン進んでいくもの、とにかく面白おかしく会話がなされるものなど、ポッドキャストのコンセプトやパーソナリティの人柄によって雰囲気がだいぶ異なります。

ぜひ自分にあった雰囲気のポッドキャストを見つけてみてください。

ポッドキャストを活用した英語力アップの3つの方法

成長する芽

ポッドキャストはただ聴き流すことに加え、以下3つの方法に取り組むと英語力アップにつながります。

日本語解説付きのものはある程度聴き流しでも良いですが、全文英語のポッドキャストでは、スクリプトが公開されているものを選んだ上で、ぜひ以下に取り組んでみてください。

① 精聴

筆者は、一度スクリプトを見ないでポッドキャストを聴いた後、もう一度(場合によっては二度以上)スクリプトを見ながら聴き、その後再度スクリプトを見ないで聴く、というのを繰り返して学習を行っていた時期があります。

これは精聴と呼ばれるものにあたりますが、要はきちんと何が話されているのか理解した上で聴き、リスニング力/英語力を上げていく方法です。分からない単語やフレーズがあれば調べて理解します。

とても地道ですが、英語力をアップさせていくためには避けては通れない道です。

精聴を行うためにはもちろんスクリプトが公開されていないとできないので、スクリプトが公開されているポッドキャストを選んだ上で取り組んでみましょう。

また、リスニング力アップのためにはそもそも英語にどんな音があるのか理解することが重要です。

発音リスニング分野で20年近くNo1ヒットを続ける名著である「英語耳」は非常に参考になります。まずはこちらをやってみましょう。

地道ですが確実にリスニング力がアップします。

改訂3版 英語耳 発音ができるとリスニングができる

② ディクテーション

ディクテーションは、聴き取った文章を実際に書いてみるという方法です。

この方法では、精聴よりももっと細かく文章を捉え、理解することにつながります。

例えば「a」なのか「the」なのかや、「in」なのか「on」なのかみたいな細かい点は、リスニングでなんとなく意味を理解することを目的とするなら、きちんと理解していなくても大丈夫だったりします。

ディクテーションはこの部分までしっかり正確に書き取ろうとすることで、より英語を正確に身に着け、英語力をアップさせることにつながります

筆者が取り組んでいた方法は、まず精聴をして全文を理解し、その後1文ごとに聴いて止め、書き取りを行うというものです。1文ごとに書き取り・スクリプトと答え合わせを行い、正確に書き取れるようになるまで繰り返します。

こちらも地道ですが、より正確に英語を理解するために有効な方法です。

③ シャドーイング

シャドーイングは筆者が考える最強の英語学習法です。ある程度英語力が付いてきたら、精聴やディクテーションは飛ばしていきなりシャドーイングを行って良いと思います。

筆者の所感ですが、日本人は英語を喋るトレーニングが圧倒的に不足していると感じます。

自分もかつてそうでしたが、英語学習で単語や文法を理解し、リーディングやリスニング、ライティングの学習にしっかり取り組む方は多い一方で、スピーキングの練習がおろそかになっている人が多いのではないでしょうか。人と英語で話す機会が無いというのもあると思います。

英語は、理解できるのと話せるようになるのには壁があります

筆者は外資系企業への入社前のTOEICは935点でしたが、入社後初期は、プレゼンテーションや会議でのディスカッションで自分の英語がまったく通用しませんでした。

話せるようになるには、英語を理解した上で話す練習が必要です。

イメージとしては舌に単語やフレーズを覚えてもらうような感覚で、意識せずとも言葉が出てくるまで練習することです。

その方法としてシャドーイングは非常に有効です。

この方法では、ポッドキャストを聴きながら、話者に続いて喋り方を真似してどんどん喋っていきます途中で止めずに喋り続けます。スクリプトを確認しても構いません。

はじめはついていくのが大変ですが、何度もやっていると舌が慣れてきてついていけるようになります。そうなってくると、「舌に単語やフレーズを覚えてもらう」という感覚がだんだん分かってきます。

家の中であれば、歩き回りながら身振り手振りを加えて、実際の会話の雰囲気を出しながら喋ってみるのも良いでしょう。

シャドーイングのやり方に慣れるためには、いきなりポッドキャストで始めるよりは、入門書などを活用した方がよいです。

「新ゼロからスタートシャドーイング 入門編」はシャドーイングのやり方が詳しく書いてあり、初心者の方におすすめです。

新ゼロからスタートシャドーイング 入門編

シャドーイングをがっつり行う場合は、自分の声を録音して誰かに添削してもらうとより良い効果を得られます。以下のサービスもおすすめです。

スクリプト・日本語解説つき おすすめ英語ポッドキャスト 12選

ポッドキャストを聴く女性

ここからは具体的におすすめの英語学習向けポッドキャストをご紹介していきます。

日本語解説付きのものと、全文英語ですがスクリプト付きのものに分けてご紹介します。

日本語解説付き 英語学習向けポッドキャスト

日本語解説付きの英語学習向けポッドキャストは、さらに分類すると、以下2つに分けられます。

  1. 真面目に英語学習を目的として、英語の後に適切な日本語解説を入れて理解を助けるポッドキャスト番組
  2. ゆるーく英語学習を目的としながらも、かっちり解説を入れていくというよりは、単に英語を話す人と日本語を話す人が会話している感じのポッドキャスト番組

1. 真面目に英語学習を目的として、英語の後に適切な日本語解説を入れて理解を助けるポッドキャスト番組

リスニング教材のような雰囲気 – 英語聞き流し | Sakura English/サクラ・イングリッシュ

サクラ・イングリッシュのウェブサイト
英語聞き流し | Sakura English/サクラ・イングリッシュ

英語聞き流し | Sakura English/サクラ・イングリッシュは、英語初心者向けにネイティブの英語表現を紹介するチャンネルです。

英語と合わせてきちんと日本語での解説が入るので、初心者でも理解しやすい内容となっています。

各エピソードはまとめ系の内容が多く、例えば以下のようなエピソードがあります。

  • 最初に覚える30選! 動詞で英語リスニング300フレーズ(1時間7分)
  • ネイティブ源泉!魔法のように使える!英会話フレーズ300(35分)
  • この動詞が9割!英単語648選を50分でリスニング(51分)

このポッドキャストは完全に英語学習を目的としたもので、参考書のリスニング教材っぽい雰囲気があります。

例えば、動詞が英語で読み上げられ、その後に日本語で意味が読み上げられるといった形がずっと続くようなエピソードもあります。

きちんと英語学習を行いたい人にとっては、聴き流しに良いでしょう。

トークで楽しませてほしい人にとっては少し物足りないかもしれません。

各エピソードの時間はバラバラで、1時間を超えるようなものも多くあります。自分がポッドキャストを聴くタイミングによって時間的にどのエピソードが合うか確認しながら聴いてみてください。

本当に役立つ – レイニー先生の今日から役立つ英会話

レイニー先生の今日から役立つ英会話のウェブサイト
レイニー先生の今日から役立つ英会話

レイニー先生の今日から役立つ英会話は、毎回様々なシチュエーションを想定して、パーソナリティのレイニー先生が英会話フレーズをご紹介していきます。

レイニー先生は、高校1年から大学卒業までの7年間、アメリカで暮らした経験を持っています。

アメリカでは数々の舞台やミュージカル、そして映画などの出演を経験し、なんと19歳の時に準ミス日本’03に選ばれているとのこと。

帰国後は英会話の講師をやりながら同時にバイリンガルMCとしてのキャリアをスタートさせ、現在に至っているという、非常にアクティブな方ですね。

どんな状況下でも、ひたむきに努力し結果を出すレイニー先生の経験から繰り出される英会話術は、きっと役に立つでしょう。

各エピソードは、実際に日常の英会話で役立つようなものばかりで、例えば以下のようなエピソードがあります。

  • 会話に少しでも入りたい時に便利な同意表現!(18分)
  • 便利すぎるgetのイディオム特集!(22分)
  • 使い分けが難しい!前置詞in/on/atの違い(17分)

日々英語を使って仕事をしている筆者でも改めて参考になるエピソードばかりで、何度も聴きたくなります。

1エピソードあたりの時間も20分程度のものが多く、隙間時間にぴったりですね。

コツコツ頑張る人を応援 – Hapa英会話 Podcast

Hapa英会話のウェブサイト
HAPA英会話

Hapa英会話 Podcastでは、教科書にはのっていないネイティブが使う生きた英語が学べます。

日米ハーフのJunさんが、教科書では学べない実用的な英会話から、文化を取り入れた多くの表現や知識、ローカル情報など楽しく継続できる英語学習コンテンツを提供しています。

Junさんは、カリフォルニア州にあるUC Santa Barbara大学を卒業し、交換留学で一年間、一橋大学で大学生活を送っていたとのことで、日本とアメリカの両方での滞在経験があります。

石川県内灘町役場で国際交流員としても赴任しており、2年間勤務しています。

幼少期から理系が得意だったというJunさんは、意外にも英語と日本語を習得するのに大変苦労してきたとのことで、その苦労があったからこそ人に上手に教えることができ、このポッドキャストも人気となったのでしょう。

コツコツ頑張る人や真面目に学びたい人を応援するというJunさんのスタンスは、英語初心者にとって非常に心強いものです。

各エピソード内でのトークは、まず冒頭でJunさんが語ります。英語の後に日本語が続き、どちらもJunさんが話します。英語の後にきちんとその英語に対する訳が日本語によって語られるため、初心者に対して親切です

また、各エピソードでは何かテーマを一つ取り上げてJunさん以外の登場人物が会話を繰り広げ、それに対してJunさんが解説を行うというケースが多いです。例えば以下のようなテーマがあります。

  • 実家暮らしはいつまで?(30分)
  • 仕事を断ることの大切さ(30分)
  • タイムマネジメント(28分)

登場人物の会話に関して、Junさんからリスナーにクイズが出される形式が多く、試験のリスニング問題を解くような雰囲気のあるポッドキャストでもあります。

日々の努力を推奨するJunさんと一緒に、英語力をアップさせていきましょう。

2. ゆるーく英語学習を目的としながら、単に英語を話す人と日本語を話す人が会話している感じのポッドキャスト番組

ゆったり心地よい – バイリンガルニュース

バイリンガルニュースのウェブサイト
バイリンガルニュース

バイリンガルニュースは、日本であまり報道されない世界の面白いニュースを、パーソナリティのマイケルさんとマミさんが紹介するポッドキャストです。

マミさんは日本生まれ日本育ちですが、英語を喋れる環境に身を置くために頑張って勉強し、英語での小論文などもあり「外国人が通う場所」とも言われる上智大学比較文化学部(現・国際教養学部)に一発で合格した努力家です。

また、卒業後は外資系のPR会社やコンサルティング会社で様々な経験を積み、常に英語や様々なバックグラウンドを持つ人々と関わってきた経験を持つ方です

番組ではマイケルさんが英語で、マミさんが日本語で話をします。

全ての英語に訳や解説が入るわけではないですが、英語初心者に分かりやすいようにマイケルさんはゆっくり英語を喋りますし、マミさんは適宜補足を入れます

番組内のトークはかなりゆったりとした雰囲気で、二人の雰囲気も落ち着いていて心地よいです。ある程度まとまった時間にゆったりと聴くのがおすすめですね。

1エピソードあたりの時間はだいたい1時間を超えています

基本は二人で話しているのですが、不定期の特別編では様々な分野のゲストが登場し、フリートークを繰り広げています。エピソードによっては4時間を超えることもあります。

発信の自由を守るためスポンサーはつけず、自腹で運営中ということで、ぜひ応援したくなる番組です。

外資系企業で生き延びるためのTips – 裏技英語

裏技英語のウェブサイト
裏技英語

裏技英語は、外資系コンサルティングファームに勤めた後、芸人・タレントをやっている石井てるみさんと、同じく芸人・タレントのBJ FOXさんがパーソナリティを務める番組です。

シビアな外資系企業で生き延びるためのコミュニケーション上の裏技をテーマに二人がトークを繰り広げたり、ゲストを呼んで話を聞いたりします。

外資系企業あるあるが多く特に外資系企業勤めの人には面白いでしょう。また、これから外資系企業への就職を考えている人も聴いてみましょう。

この番組では、現場で使える表現や心構え・立ち居振る舞いをユーモアを交えながら解説してくれるため、飽きずに聞くことができます。二人の個性も面白いです。

例えば以下のようなエピソードがあります。タイトルを見るだけで一度聴いてみたくなりませんか?

  • “It’s good exposure”は人に言うなかれ!
  • 「まだ決まってない」ではなく”It is still fluid”
  • 和風英語シリーズ!「ブラック企業」は”toxic company”!?

ビジネスの現場で生き抜くための英語を身につけたい方は、ぜひこのポッドキャストを聴いてみましょう。

大学生の雑談のような雰囲気 – 英語で雑談!Kevin’s English Room Podcast

英語で雑談!Kevin's English Room Podcastのウェブサイト
Kevin’s English Room Podcast

Kevin’s English Room Podcastは、YoutubeやTiktokなどで有名になったチャンネル「Kevin’s English Room / 掛山ケビ志郎」から派生したポッドキャストです。

基本的には以下の3人(Kevin’s English Room / 掛山ケビ志郎 公式Youtube概要欄より)が面白おかしく喋っているポッドキャストです。

  • ケビン:アメリカのジョージア州生まれ&育ちのバイリンガル。高校1年の時に日本に来て以来日本住み。
  • かけ:IQ140。当チャンネルの企画全般・ディレクション・編集など全てを担当。元プロマーケター。
  • やま:日英仏のトリリンガル。幼少期から多言語教育を受ける。サッカー好き。

3人は大学時代からの友人のようで、 ポッドキャストでは海外の文化や言語などについて楽しく喋っています

本当に楽しく喋っているだけという感じで、ケビンさんが英語を喋っていますが特にその後訳が入ったりすることはありません。

ただ、会話の雰囲気で中身を理解できますし、初心者でも何を言っているか分からないということは無いでしょう。

内容は本当に大学生の日常会話を聴いているような感じで、何も考えず面白く聴けます。

例えば以下のようなエピソードがあり、英語学習に関係ありそうなタイトルのエピソードもありますが、ほとんどは脈絡の無いテーマですね。

  • 5秒以上の沈黙はラジオでは放送事故らしい
  • Point of viewとPerspectiveは何が違う?
  • YouTuberになりたい小学生が多い件に関して

Youtubeでのチャンネル登録者数は2023年2月現在189万人で、非常に人気のチャンネルとなっています。ショート動画も面白いのでぜひご覧になってみてください。

Kevin’s English Room / 掛山ケビ志郎

軽快な会話のキャッチボールが楽しい – StudyInネイティブ英会話

StudyInネイティブ英会話のウェブサイト
StudyInネイティブ英会話

StudyInネイティブ英会話は、帰国子女のみっちゃんが英語で、純ジャパのせいけさんが関西弁で語り合うバイリンガルポッドキャストです。

英語を話せるようになりたい、英語の勉強がなかなか続かないという全ての方へ、「あれ、英語って楽しい!」をコンセプトにした、楽しめる英会話チャンネルです(StudyInネイティブ英会話 公式Youtubeチャンネル 概要欄より)。

そのコンセプト通り、このチャンネルは勉強している感は一切なく、二人の軽快な会話のキャッチボールを楽しむことができます。

一方で所々「これは英語ではこう言う」といった、英語についてのTipsが入るため学びになります。

各エピソードは例えば以下のようなものがあります。基本的には英語学習感のあるトピックは少なめです。

  • Work vs Walk 発音のコツ
  • どこでもドアが普及しまくったらヤバくない?
  • アメリカ人、自分の血液型知らない、、?

Youtubeも人気で、現在90万人のチャンネル登録者数となっています。特にショート動画に英語についてのTipsが多く載っていますので、ぜひYoutubeもチェックしてみてください。

StudyInネイティブ英会話 公式Youtubeチャンネル

スクリプト付きポッドキャスト

書類とスマートフォン

しっかりと英語を学習し身に着けようと思うと、上記で述べた精聴やディクテーション、シャドーイングが有効ですが、れにはスクリプトが必要です。

以下では初級者向けのポッドキャストかつスクリプトを公開しているものをご紹介していますので、しっかり学習したい方はぜひチェックしてみてください。

スクリプト付きで中級以上の高いレベルのポッドキャストも探したい方は以下の記事を参考にしてください。

ニュースを英語で – 朝日新聞AJW英語ニュース

朝日新聞AJW英語ニュースのウェブサイト
AJW英語ニュース

AJW英語ニュースは、朝日新聞の英語版サイトであるThe Asahi Shimbun Asia & Japan Watchの番組です。

カテゴリはアジアと日本の最新ニュースとなっており、身近なニュースを扱うため背景を理解しやすく、英語初心者にはおすすめです。

ニュースなので、実際に起こった出来事についての情報を得つつ、英語も学べてしまうという一石二鳥の方法ですね。

公式サイトにスクリプトが公開されているので、精聴やディクテーション、シャドーイングにトライしてみましょう。

豆知識も身に付く – 6 Minute English

6 Minute Englishのウェブサイト
6 Minute English

6 Minute Englishはその名の通り各エピソード6分間という短い時間で提供されるポッドキャストで、隙間時間を活用しての英語学習に最適です。

トピックは多岐に渡りますが、世間で話題になっているような、ニュースでよく取り上げられるようなトピックが多いです。

例えば以下のようなエピソードがあり、英語学習に加えて、純粋に勉強になったり豆知識が付くような内容が多いです。

  • Climate change: Are there too many people? (気候変動: 人は多すぎるのか?)
  • The hidden life of buffets(ビュッフェの秘密)
  • Are opinion polls accurate?(世論調査は正確なのか?)

6分間という短い時間は反復学習には最適な時間です。

ぜひ公式サイトで公開されているスクリプトをチェックして、各エピソードをしっかり理解するまで聴くようにしましょう。

仕事のシーンを想定 – English at Work

English at Workのウェブサイト
English at Work

English at Workは、仕事のシーンを想定したビジネス英会話を学べるポッドキャストです。

各エピソードでは、ユニークなキャラクターが登場し、仕事のワンシーンを再現します。各エピソード非常に具体感のあるシーンとなっており、とても参考になります。

例えば以下のようなエピソードがあります。

  • The interview(面接のシーンを切り取ったエピソード)
  • Doing lunch(ランチのシーンを切り取ったエピソード)
  • Dobble-booked(ダブルブッキングをしてしまって困っているシーンを切り取ったエピソード)

自分が実際に英語を使って働く上で、各キャラクターがどのようなワードを使っているかが非常に参考になります。

ぜひ公式サイトで公開されているスクリプトを確認しながら聴いてみましょう。

最近流行りの気になるワード – The English We Speak

The English We Speakのウェブサイト
The English We Speak

The English We Speakは、最近世の中で使われている新しいワードやフレーズを取り上げて解説します。

最近このワードよく聞くけどどういう意味なんだろう?」といった疑問に答えてくれる内容になっています。

例えば日本でもQuiet Quitting(静かな退職)というワードが最近話題になりましたが、このワードも解説されています。

ちなみにこのワードは本当に退職するのではなく、会社に所属しながらも依頼された仕事だけをそつなくこなし、退職したかのように精神的に余裕を持って働くことですね。

このポッドキャストでは他にも以下のようなエピソードがあります。

  • Hang in there
  • Call it a day
  • Second-guess

上記のフレーズはあまり難しい単語は出てきていないですが、皆さんはどのような意味か分かりましたでしょうか?

ぜひ公式サイトで公開されているスクリプトを確認しながら聴いてみましょう。

たまには物語でも – Dramas from BBC Learning English

Dramas from BBC Learning Englishのウェブサイト
Dramas from BBC Learning English

Dramas from BBC Learning Englishは、各エピソードがまさにドラマ形式になっています。

単語やフレーズの解説やニュース関連のトピックを聴くのに飽きてしまった方におすすめです。

例えば以下のようなエピソードがあり、誰もが一度は名前を聞いたことがあるような有名なものも入っています。

  • A Christmas Carol
  • Alice in Wonderland
  • Gulliver’s Travels

たまには物語形式のものも良いものです。

公式サイトで公開されているスクリプトを見ながら聴いてみましょう。

いつでもどこでも英語ポッドキャストを聴こう

ポッドキャストの良いところは、スマホさえあればいつでもどこでも聴くことができるという点です。

通勤中や料理中、ランニング中など、特に「手はあいていないが耳はあいている」状態では積極的に聴いてみましょう。

それぞれのシーンではイヤホンの選択も重要なので参考にしてください。

【通勤中】通常のワイヤレスイヤホン

筆者は通勤する際はずっとAirPodsを付けています。

(PR)

Apple AirPods(第3世代)

【料理中】家族との会話のためネックバンドスピーカーがおすすめ

イヤホンでもいいですが、料理中に家族との会話もある場合は、以下のようなネックバンドスピーカーが良いでしょう。

(PR)

ソニー ワイヤレスネックバンドスピーカー SRS-NS7

【ランニング中】イヤホンが落ちないよう耳掛けタイプのワイヤレスイヤホンがおすすめ

ランニング中はAirPodsのようなものだとポロっと落ちるので、耳掛けタイプが良いですね。

(PR)

Anker Soundcore Sport X10

ポッドキャストを活用して英語力をアップさせよう

ぜひ隙間時間に上記でご紹介したポッドキャストを聴いて、毎日英語に触れ、英語力をアップさせていきましょう。

スクリプト付きで中級以上の高いレベルのポッドキャストも探したい方は以下の記事も参考にしてみてください。

ポッドキャストをスマートフォンで聴くにあたり、どのアプリを使おうか迷っている方は以下の記事もどうぞ。

少し上級者向けになりますが、英語圏で人気のポッドキャストに興味のある方は、以下の記事で探し方をチェックしてみましょう。

リスニング力やスピーキング力を本気で鍛えたい方は、ポッドキャストを聴くだけではなく、そもそも英語の音を理解することや、シャドーイングなどで実際に発音してみることが重要です。

まずは「英語耳」で英語の音を聞き分けられるようになるとよいです。

(PR)

改訂3版 英語耳 発音ができるとリスニングができる

シャドーイングのやり方に慣れるためには、いきなりポッドキャストで始めるよりは、入門書などを活用した方がよいでしょう。

(PR)

新ゼロからスタートシャドーイング 入門編

自分の発音にフィードバックをくれる、シャドーイングに特化したアプリ「シャドテン」もおすすめです。

Please Share!!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次