外資系では常識フレーズ!ネガティブ表現からポジティブへの言い換え集

ビジネス英語で海外の人と話すとき、日本語のネガティブ表現をそのまま英語に直訳していませんか?

できるビジネスパーソンは、なるべくネガティブな表現を使わずに、代わりにポジティブな表現を使っています。

この言い換えは、話し手の印象を良い方向に変えてくれるため、ビジネスリーダーやそれを目指す人にとっては非常に重要なスキルです。

本記事では、大手外資系メーカーで日々英語を使って働く筆者が、普段から使っているフレーズや、同僚が頻繁に使っているフレーズをご紹介します。

この記事を見た瞬間から、ぜひ使い始めてみましょう。

筆者:RIO
・大手外資系メーカー マーケティング マネジャー
・入社前はTOEIC 935点だったが会社では全く英語が通用せず
・日常生活の中に英語を取り入れることに強いこだわりを持ち英語力をアップ
・日本生まれ日本育ちながら英語力を向上させ、現在日々英語を使って仕事を行う
・2児の親

目次

ProblemをChallengeに言い換える

「この計画には問題があります」などと言う際、ついつい使ってしまいがちなProblem

このProblemというワードは、非常にネガティブな雰囲気が漂います。筆者の感覚では、責任の所在を明確にして何かしら人事的な処理をしないといけないような怖い雰囲気も漂っています。

筆者の会社ではこのProblemというワードの代わりにChallengeと言っているシーンをよく見ます。

Challengeを使うことによって、「難しい問題だが、発言者は解決に前向きな姿勢である。チームで頑張ろう。」という雰囲気が出始めます。

よりポジティブな表現になるので、ぜひProblemの代わりにChallengeを使っていきましょう。

CheapをStandardに言い換える

例えば自部門の製品について社内で説明するとき、他の製品より価格が安いということを伝えるために「This product is cheaper than product A.」などと言いたくなりますが、Cheapという言葉は避けましょう

Cheapには、単に価格が安いという意味に加え、製品自体が「しょぼい」という雰囲気が漂います。

自部門の製品に自信を持っている場合は、CheapではなくStandardという言葉を使っていきましょう。

「There are 2 kinds of tiers for our products, standard and premium.」のような感じですね。

Not decided yetをStill fluidに言い換える

「このプランの詳細は?」「まだ決まっていません」というようなやり取りはよくあると思います。

ここで、「It’s not been decided yet.」と直接的に回答するのも間違いではないですが、筆者の感覚では少々何も考えていないような雰囲気が出ているのと、聞き手も不安になる回答だと思います。

代わりに「It is still fluid. (まだ状況が流動的)」と回答してあげると、きちんと議論・検討を進めているが、まだ確定していないという雰囲気になります。

なんでもかんでも「Still fluid.」と回答していること、「この人大丈夫か?」となりますので、小出しにしていきましょう。

I don’t knowではなく、I’m not sureやI have no ideaを使う

「売上が下がった原因は?」「あの資料の格納場所はどこ?」などという質問に対して、答えが分からない場合どのように返すべきでしょうか。

「分からない」の代表は「I don’t know」ですが、筆者の感覚では少し不親切な感じや悪態をついている感じがします。

例えば「売上が下がった原因は?」→「I don’t know」だと、「分かりません(私のせいじゃないし)」みたいな雰囲気です。

このような場合にはI don’t knowの代わりにI’m not sureを使ってみましょう。I’m not sure but I think it is because of supply shortage.(分かりませんが、おそらく在庫不足だったかと)という感じです。少し柔らかい雰囲気になりますし、質問に対して真摯に回答しようとしている感が出ます。

「あの資料の格納場所はどこ?」といった、意見を求めるというよりも事実についての質問に対して全く分からない場合は、I have no ideaが使えます。I have no clueなども似たような雰囲気ですね。

Not large potentialのときはGood practiceを使う

社内で結果報告をする際、良い活動をしたがすぐに大きな成果に結びつくものではないというものがありますよね。

そのような際、日本人は「すぐに大きな売上につながるものではなりませんが」といった謙遜や、そもそも発表しなかったりします。

ぜひGood practiceをうまく使ってアピールできると良いでしょう。このGood practiceは「練習」というニュアンスではなく、「横展開できる/将来に良い影響を与える活動や仕組み」のようなニュアンスで、筆者の会社ではよく”Best practice sharing”という形で良い活動は社内共有されます。

すぐに目に見える成果を示すわけではないが良い活動を行った際には、例えば、「The activitiy was a good pratice for our future growth.」のような形で言い切ってしまいましょう。小さいながらもどんなポジティブな影響を生み出せた活動かを添えてあげると良いでしょう。

「Althogh it will not be large potential very soon」などという謙遜の枕詞は不要です。

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