Youtubeで人気の知育系番組Numberblocks(ナンバーブロックス)とは?【英語で数字】

おうち時間を有効に活用して、子どもに楽しく数字や算数を覚えてもらいたい、できれば英語で。(なんなら一緒に過ごすことで自分の英語力向上にもつなげたい。

このように考える親は多いものです。筆者もそう考える一人でした。

BBC制作のNumberblocks(ナンバーブロックス)は、そのような方にぴったりの知育系コンテンツです。Youtubeなどに公開されている動画や、Amazonなどで購入可能なおもちゃを用いて、子どもは楽しく数字感覚を身に着けることができますもちろん英語で、です。無理やり勉強させる必要ももちろんありません。

このような知育分野でNumberblocks(ナンバーブロックス)の評価が高いのは、視覚的・感覚的に数字感覚が身に付く点です。その工夫度合いが、他の動画やおもちゃなどとは一線を画すものとなっています。

この記事では、そのNumberblocks(ナンバーブロックス)の特徴や、具体的な動画、教材やアプリなど動画以外のコンテンツについてご紹介しているのでぜひ参考にしてください。 ぜひNumberblocks(ナンバーブロックス)のコンテンツを有効活用し、英語でお子さんの数字感覚を養いましょう!

本記事の筆者: RIO
・2児の親
・日本生まれ日本育ちながら英語力を向上させ、現在日々英語を使って仕事を行う
・日常生活の中に英語を取り入れることに強いこだわり
・大手外資系メーカー マーケティング マネジャー

目次

なぜナンバーブロックスの評価は高い? – 3つの理由

ナンバーブロックス(ナンバーブロックス オフィシャルサイト)はイギリスの公共放送であるBBC制作で、世界中で人気のコンテンツとなっています。

Youtubeのチャンネル登録は本記事の執筆時点(2022年12月)で564万人となっており、公式サイトによると90ものエピソードがあるようです。2017年からBBCのテレビ番組としてリリースされたのが始まりで、比較的若いコンテンツです。

なぜ短期間にここまでの人気を獲得したのでしょうか? 筆者が子どもと番組を観る中で感じた理由を3つ挙げてみました。

・観ながら・遊びながら身に付く数字感覚
・子どもに好かれる愛らしいキャラクター
・飽きさせないアニメーションやストーリー

観ながら・遊びながら身に付く数字感覚

ナンバーブロックスでは、視覚的・感覚的に数字の大小や足し引きなどが理解できるように工夫されています。

1, 2, 3, …とそれぞれの数字にキャラクターが存在し、そのキャラクターはブロックで作られています。

例えば1のキャラクターであれば1つのブロック、2のキャラクターであれば2つのブロックでできています。ブロックの大きさは同じため、ひと目見てその大小を理解できますね。

上記の動画では、赤のOneが、

Who am I?

One bird, hello bird.

One tree, hello tree

One wonderful world and one me~♪

と自己紹介から入っていますね。以下でご紹介するレベル別の動画では、それぞれの数について自己紹介が入るので、まずはそちらの動画から観るのが良いでしょう。

また、例えば以下の動画、キャラクター同士が合体したり、分離したりして、数字が増えたり減ったりします。それぞれの数字に別のキャラクターが充てられているので、子どもからすると変身しているように見えますね。この点も子どもの興味をうまく引く理由になっています。

このように、ナンバーブロックスでは動画を観るだけで感覚的に数字の大小や足し引きをある程度身につけることができます。この点がこのコンテンツの最も優れた点でしょう。

ちなみに読者の皆さんは四則演算を英語でどう表現するかご存じでしょうか?

ビジネスでも日常でも意外と出てこないので、実はきちんと使いこなせていないという人も多いかと思います。ナンバーブロックスを子どもと一緒に観て、身に付けてしまいましょう! 例えば、

・1 + 1 = 2: one plus one equals two
・9 – 5 = 4: nine minus five equals four
・2 x 4 = 8: two multiplied by four equals eight
・6÷3 = 2: six divided by three equals two

という感じです。 “equals”を単に”is”と言ったり、”multiplied by”を”times”と言ったりもします。

繰り返しですが、この際子どもと一緒にナンバーブロックスを観ながら覚えてしまいましょう!

子どもに好かれる愛らしいキャラクター

キャラクターの愛らしさも子どもが集中して観るために必要な要素です。

筆者はOneがお気に入りですが、他のどのキャラクターも可愛らしい見た目をしています。どのキャラクターも手足が短く、目が大きいタッチで描かれていますね。数字はかなり大きな数まで出てきますよ。

飽きさせないアニメーションやストーリー

ナンバーブロックスの動画は、数字を単に連呼したり、足し引きをひたすら見せ続けたりするものではありません。

アニメーションが工夫されており、子どもを飽きさせません。また、ある程度のストーリー性があるものもあります。

様々な数字のキャラクターが協力して何かを行う過程で、合体したり分離したり、色々な数の数字が出てきたり、といった形で、子どもの興味を引きながら、ストーリーの中に自然に知育要素を盛り込んでいます。

ナンバーブロックスの動画の種類・選び方

レベルに合わせたチョイス

ナンバーブロックスでは、レベル別に動画が用意されています。

・レベル1:5までの数(赤)
・レベル2:10までの数(オレンジ)
・レベル3:20までの数(黄色)
・レベル4:50までの数(緑)
・レベル5:100までの数(青)

お子さんのレベルに合わせて、レベルの低いものから順々に観ていくのが良いでしょう。Youtubeでは以下のようにそれぞれレベル別に再生リストが存在しますので、そちらから観ることができます。

Red Level One | Full Episodes 1-3
Orange Level Two | Full Episodes 1-3
Yellow Level Three | Full Episodes 1-3
Green Level Four | Full Episodes 1-3
Blue Level Five | Full Episodes 1-3

たまには一緒にお絵描き動画で数字やキャラクターを描いて遊ぼう

動画を観て数字感覚を身に付けるだけではなく、たまには以下のような動画で子どもと一緒に数字を書いてみましょう。

キャラクターも一緒に描くことで、キャラクターへの愛着も湧き、より一層ナンバーブロックスが好きになることでしょう。

遊びながら数字感覚を身につけよう – ナンバーブロックスのおもちゃ

ナンバーブロックスの動画を観たら、ぜひ子どもと一緒におもちゃでも遊んでみましょう!動画を観るだけではなく、実際に手を動かすことによって、より数字感覚が身に付くことでしょう。

ナンバーブロックスのおもちゃはクオリティが高く、動画に加えてこちらも評価が高いです。まずは動画でキャラクターに愛着を持ってもらえると、スムーズにおもちゃでの遊びにも入っていけるでしょう。

Amazonで「Numberblocks」と打って検索すると、多くの関連商品が出てきます。足し算・引き算に加え、掛け算や面積・体積などにも対応したおもちゃもありますよ。

英語で子どもと一緒に読もう – ナンバーブロックスの絵本

ナンバーブロックスには、種類は少ないながらも絵本があります。

「Numberblocks Annual 2022」という本では、1から100までの数字を学べるようになっていて、ページ数が70ページ強と、子どもにとっては中々のボリュームです。

文章は全て英語になっている点には注意ですが、逆に一緒に読むことで発音の練習にもなり、数字と英語を同時に身に付けるにはうって付けです。親の方も英語学習中であればちょうどよいですね!

お気に入りのキャラクターと一緒に – ナンバーブロックスの教材

ナンバーブロックスの教材はtwinklというサイトから無料でダウンロードすることができます。楽しく遊べるようなものになっているので、ぜひダウンロードしてみましょう。

twinkle上で単に「Numberblocks」と検索すると310件もヒットしました(本記事執筆時)。

※ダウンロードにあたっては無料会員登録が必要です。

https://www.twinkl.jp/

移動中や親の食事中にも – ナンバーブロックスのアプリ

車や電車での移動中や、食事中に子どもが飽きてしまった際、スマホに頼る親御さんは多いと思います。そんなとき、動画を見せるのではなく子どもが能動的に取り組めるゲームだと、より良いかもしれません。

ナンバーブロックスでは、以下のアプリがリリースされています。まずは無料版を試すのが良いでしょうが、あまりコンテンツが充実していないため、すぐ終わってしまうかもしれません。その場合は、コンテンツが充実している有料版を試してみましょう。

無料版 – Meet the Numberblocks

20までの数字を紹介するアプリです。まずはこちらをダウンロードし、子どもに合うか試してみましょう。

コンテンツのボリュームは少なめなので、すぐに全てやりきってしまう子もいるでしょう。

有料版 – Numberblocks: Hide and Seek

隠れた数字を見つけ出し、その数字が足される様子を見ながら足し算の感覚を身に付けるゲームです。有料版ですが価格は抑えられているので、上記無料版が飽きてしまった子には良いでしょう。

ただし、こちらもボリュームはあまり多くありませんので、ナンバーブロックスが好きな子はすぐクリアしてしまうかもしれません。

有料版 – Numberblocks World

こちらは価格が月額制になっていますが、コンテンツは充実しています。ナンバーブロックスにハマっている子にはこちらのアプリが合っているでしょう。

※2022年12月執筆現在、アプリ内の動画が再生できないといったエラーが起きているようです。このエラー解消の目途が立ってからダウンロードするのが良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?今回はナンバーブロックスについてご紹介しました。

ナンバーブロックスの魅力は、何と言っても数字を視覚的・感覚的に身に付けることができるという点です。しかも英語で、です。

ぜひお子さんと一緒にナンバーブロックスの動画を観たり、おもちゃで遊んだりして、英語で子どもの数字感覚を養うとともに、自身の英語力も上げてしまいましょう!

なお、英語学習になる他の子ども向けYoutubeチャンネルを知りたいという方は、以下の記事を参考にしてみてください。

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